こんにちは。うめしばです。
今回はタイトルの通り、高卒のIT未経験者がWebエンジニアになるまでの道のりを自分の体験談をアドバイスを踏まえながらまとめます。
私はタイトルの通りの道を歩み、転職から1年後に自社サービスのWebアプリ制作に携われるようになりました。
実際のところ、明確にこうなりたい!という願望があってなったわけではなく、色々な偶然が重なって結果的にWebエンジニアになれただけなので、他の人が再現するのは難しいかもしれません。
まあせっかくなので、似たようなことで悩んでいる方がいたら「こういう道もあるよ」程度に参考にしてもらえればと思います。
ちなみにこの方法では事前にITの勉強したりポートフォリオを作成などはしません。ただし入社後はひたすら努力と運の世界が待っています。
- 当時のスペック
- 転職エージェントサービスに複数登録し、一つに絞る。
- エージェント経由でできるだけ多くのIT企業と面接する。
- 自社サービスを開発しているSES系企業を狙って入社する。
- 入社後できるだけ多くの資格を取り、自社開発をやりたいアピール
- まとめ
当時のスペック
未経験からIT企業に転職を決めたのは高卒で就職してから7年たったくらいの時です。この頃は漠然とシステムの開発をしたいなと思っていたぐらいで、具体的にどんな仕事があるのか想像もつかずにいました。
転職エージェントサービスに複数登録し、一つに絞る。
転職すると決めたら、とにかくまずは転職エージェントサービスに登録します(マイナビエージェント、リクルートエージェントなど)。次に複数のエージェントさんに会います。ここで頼れる人とそうでない人を選別し、最終的には一人のエージェントさんにしぼりました。選別は以下のポイントです。
- 自分の意志や希望をきちんと聞いてくれる人か
- 提案してくれる企業は自分の希望に近いものか
- 過去に自分と似た境遇の人を転職成功させた実績を持つ人か(できれば)
転職エージェントサービスはたくさんありますが、結局はサービスではなく担当してくれるエージェントさんに質は依存します。この人なら任せられる!という人を嗅ぎ分けて利用してください。中にはどうしようもなく見下してくるエージェントさんや、ITの知識が皆無なのに変な企業を薦めてくるエージェントさんもいます。そういう人は即座に切りましょう。
エージェント経由でできるだけ多くのIT企業と面接する。
エージェントさんと1人に絞ったら、次は紹介してもらった企業にエントリーします。そして、面接に呼んでくれた企業とはとにかく面接しましょう。未経験なので、実際にIT企業にどのようなタイプの企業が存在するのか肌で感じておく必要があるのです。
未経験ということもあり、実際に面接してくれる企業はほぼSES系企業になってしまいます。実際当時26歳の自分がそうでした。しかしながら年齢が20代前半とかであればSES企業以外の多くのIT企業が面接してくれるかもしれません。
自社サービスを開発しているSES系企業を狙って入社する。
何社か面接していくうちに、この会社だったら雇って貰えそうだなと思える企業がいくつかでてきます。そしたらその中から自社サービスを開発している企業を探してください。きっとHPに乗っていなくても、面接で質問したら色々だしてくれるかもしれません。
SES系企業でも、最近は新しいことに挑戦しようと自社開発を始める企業さんが増えている気がします。狙い目はそこです。
先程も少し触れましたが、高卒未経験者が入れるのは現実的にほぼSES系企業だと思います。たまにポテンシャルで自社開発企業に入社できることもあるかもしれません。しかしこれは転職活動前から入念な準備を行う必要があると思いますし、修羅の道な気がします。
入社後できるだけ多くの資格を取り、自社開発をやりたいアピール
入社後は軽い研修を受けた後、客先常駐に放り込まれます。SES企業なので。そこで運がよければあまり忙しくない案件に入ることができるかもしれません。そしたらひたすら資格を取りつつ、上司と自社開発案件への異動交渉をしましょう。
私は1年間で以下の資格を取得しました。
およそこれだけ取ればIT業界の常識と、開発に必要なサーバー・プログラミングの知識が養われます。加えて自分はこの実績で上司に本気度をアピールできました。
結果として、私は1年間の客先常駐経験を得て自社Webアプリ開発案件へと異動が叶いました。
まあ、ここに関しては……運でしょうね。
まとめ
思い返すと今Webエンジニアをやれているのは偶然が重なったおかげなだけの気がします。当時これがやりたい、といった思いも無かったし、入った企業にもたまたま自社開発案件があっただけだったし。あとはこんなやり方ではなくもっと賢くてストレートな道もあるかもしれませんね(テックキ○ンプとか)。
とはいえ事前にこういうルートで行こう!という計画と気概さえあれば、案外このやり方もありかもしれませんよ。
少しでも現在転職で悩んでいる方にとって力になれば幸いです。それでは。